【30代会社員】休日の朝はコーヒーと本で。スマホを置く余白時間

【30代会社員】休日の朝はコーヒーと本で。スマホを置く余白時間 ライフスタイル

休日の朝、気づけばスマホを見ていて、もうお昼になっていた。

そんな経験はありませんか。

平日の疲れもあって、休日は起きてすぐにスマホを手に取りがちです。通知を確かめて、SNSを眺めているうちに、静かな朝の時間がなくなってしまう。

私にも、週末に何かの合間に、気づくとSNSを開こうとしている時期がありました。見たいから開いていたのではなく、習慣で手が動いていたのだと思います。

そんな私が好きなのは、コーヒー豆を挽いて淹れて、そのコーヒーを飲みながら本を読む時間です。何かを生み出しているわけではありません。それでも、この時間があると、ちゃんと自分に戻ってこられる気がしています。

この記事では、休日の朝に「コーヒーと本」で余白をつくる考え方と、その手順、この時間に読みたい本を4冊書いてみます。全部やらなくて大丈夫です。気になったところだけ、読んでもらえたらうれしいです。

休日の朝が、スマホで終わってしまうのはなぜか

休日の朝は、平日と違って「何時までに家を出る」という区切りがありません。

区切りがないぶん、起きてすぐ手に取ったスマホを、そのまま見続けてしまいやすいのだと思います。

以前の記事でも書きましたが、朝のスマホは、私にとって余白のいちばんの敵です。通知を見た瞬間に、頭が仕事のほうへ引っ張られる。SNSを開けば、誰かの情報が次々に流れ込んでくる。

休日なら、そこに「ほかの人の充実した休日」も加わります。カフェめぐりや旅行の投稿を見ているうちに、なんとなく焦ってしまう。せっかくの休みなのに、比べる材料ばかりが増えていきます。

『スマホ脳』という本には、SNSが脳の「報酬」の仕組みを刺激する、という話が出てきます。つい見続けてしまうのは、意志の強さだけの問題ではないのかもしれません。

だから私は、「スマホを見ないように頑張る」より、「スマホ以外にやることを先に決めておく」ほうが、休日の朝を守りやすいと考えています。

朝の余白の考え方そのものは、「【30代会社員】朝の余白時間の作り方|5時起きより大事にしていること」に書いています。

「淹れる手間」と「紙の本」が余白になると感じる理由

コーヒーを淹れるには、少し手間がかかります。紙の本は、画面から離れる時間をつくってくれます。休日の朝にこの2つをすすめたいのは、その手間と、画面から離れる時間が、そのまま余白になると思っているからです。

手を動かしているあいだは、頭が静かになる

豆を挽いて、お湯を沸かして、ゆっくり淹れる。コーヒーを淹れるまでには、いくつかの手順があります。

そのあいだは手を動かしているだけで、頭の中が静かになっていく気がします。急いでも早くは終わらないので、自然とゆっくりになる。そこが、この時間のいいところだと思っています。

以前、夜に紙とペンで書く話をしたときにも、手で書くと動きがゆっくりになり、その「ゆっくり」が切り替えにちょうどいい、と書きました。コーヒーを淹れる手間にも、それと似たところがあるように感じています。

紙の本には、通知が来ない

本を読むなら、スマホや電子書籍でもいいと思います。ただ、紙の本には、ひとつ良いところがあります。通知が来ないことです。

ページをめくっているあいだ、ほかの情報が割り込んでくることはありません。次々に出てくるおすすめもない。画面から離れること自体が、ひとつの余白になると思っています。

週末だけSNSを開かないようにしてみたとき、空いた時間に、読みかけのままだった本を久しぶりに開いていました。そのとき、「こんな時間が欲しかったんだな」と静かに気づきました。

そのときの話は、「【30代会社員】週末だけSNSをやめてみた。比較疲れが少し軽くなった話」に書いています。

休日の朝は、情報が入ってくる前の時間

朝は、まだ情報が入ってくる前の時間です。休日なら、仕事の連絡に追われることも少ないと思います。

その静かなうちに、コーヒーと本の時間を置いておく。そうすると、そのあと何をして過ごしても、「今日はちゃんと自分の時間があった」という土台が残る気がしています。

「休日は充実させなければ」と思う必要もありません。コーヒーを飲みながら本を数ページ読んだら、あとはぼーっとしていてもいい。何もしない時間も、平日の疲れを抜くための回復の時間だと、私は考えています。

休日の過ごし方については、「【30代会社員】休日なのに休めない。何もしない土曜日を罪悪感なく過ごす」にも書きました。

休日の朝、コーヒーと本の時間のつくり方

ここからは、休日の朝にこの時間をつくるなら、という手順です。どれも大がかりなことではありません。

休日の朝にコーヒーと本で余白をつくる4つの手順の図
休日の朝、コーヒーと本の時間のつくり方

1. 前の晩に「明日の朝はコーヒーと本」と決めておく

余白の準備は、前の晩から始まっていると感じています。

寝る前に、「明日の朝は、コーヒーを淹れて本を読む」と決めておく。読みたい本を1冊、テーブルの上に出しておく方法もあります。起きたときに目に入る場所に本があると、スマホより先に手が伸びやすくなるかもしれません。

2. スマホは別の部屋に置いておく

意志の力だけでスマホを見ないようにするのは、なかなか難しいものです。それより、手の届かない場所に置いてしまうほうが楽だと私は感じています。

充電する場所を寝室の外にしておけば、起きてすぐに手に取ることも減ります。目覚まし代わりに使っている場合は、目覚まし時計をひとつ用意する方法もあります。

1日まるごと離れなくても大丈夫です。コーヒーを1杯飲み終えるまで、くらいの長さでいいと思います。

3. 豆を挽いて、ゆっくり淹れる

お湯を沸かして、豆を挽いて、ゆっくり淹れます。

ここは、うまく淹れようとしなくて大丈夫です。豆の量やお湯の温度にこだわり始めると、それ自体が「やらなければいけないこと」になってしまうからです。まずは、手を動かす時間そのものを味わうくらいでいいと思います。

豆を挽く道具がなければ、挽いた粉を買って、淹れるところから始める方法もあります。

4. コーヒーを飲みながら、本を開く

淹れたコーヒーを飲みながら、本を開きます。

何ページ読むかは、決めなくていいと思います。数ページで手が止まって、窓の外を眺めていてもいい。読み進めることより、画面から離れて静かに過ごすことのほうが、この時間の目的だからです。

正直に言うと、私も毎朝こうできているわけではありません。それでも、この時間がある日は、少し落ち着いて過ごせるように感じています。

この時間に読みたい本4冊(このブログで紹介してきた本)

ここからは、休日の朝に読む本の候補として、このブログでこれまでに紹介してきた本を4冊まとめます。

どれも、時間の使い方や、スマホとの付き合い方、休み方を考えるきっかけになりそうな本です。内容は、出版社や書店の紹介文をもとに書いています。

『限りある時間の使い方』|時間との付き合い方を考える

オリバー・バークマンさんの本で、翻訳は高橋璃子さん、出版社はかんき出版です。

出版社の紹介文は、80歳まで生きるとしても、人生はおよそ4000週間しかない、という問いかけから始まります。「すべてのことを終わらせる」という考えを手放し、時間に限りがあることを受け入れたうえで、時間との付き合い方を問い直す本だと紹介されています。

予定を詰め込みすぎてしまう方や、休日まで「何かしなければ」と感じてしまう方に、手に取ってみてほしい1冊です。

限りある時間の使い方

限りある時間の使い方

オリバー・バークマン 著/高橋璃子 訳(かんき出版)。時間に限りがあることを受け入れて、時間との付き合い方を問い直す本です。

『スマホ脳』|つい見てしまう理由を知る

スウェーデンの精神科医、アンデシュ・ハンセンさんの本です。翻訳は久山葉子さんで、新潮新書から出ています。

目次を見ると、スマホと集中力や睡眠との関係、運動についての章などが並んでいます。スマホやSNSと脳の関わりについて、研究をもとに書かれた本です。

「休日の朝くらいはスマホから離れたいのに、つい手が伸びてしまう」という方に向いていると思います。理由が分かると、自分を責める気持ちが少し軽くなるかもしれません。

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

アンデシュ・ハンセン 著/久山葉子 訳。スマホやSNSと脳の関わりについて書かれた本です。

『エッセンシャル思考』|抱えすぎを手放す

グレッグ・マキューンさんの本で、出版社はかんき出版です。出版社の紹介によると、2015年の「ビジネス書大賞」で書店賞を受賞しています。

紹介文では、本当に重要なことを見極めて、それを確実に実行するための考え方だとされています。目指す生き方は「より少なく、しかしより良く」です。

平日に仕事や予定を抱えすぎて、休日まで疲れが残ってしまう方に向いていると思います。

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

グレッグ・マキューン 著(かんき出版)。本当に重要なことを見極めて、それ以外を手放す考え方の本です。

『スタンフォード式 最高の睡眠』|眠りのことを知る

著者は、アメリカのスタンフォード大学で長く睡眠の研究をしてきた西野精治さんです。出版社はサンマーク出版です。

出版社の紹介では、睡眠を「時間」だけでなく「質」から考える本とされています。眠りの仕組みから、毎日の過ごし方の工夫まで書かれています。

休日の朝はゆっくり過ごせるぶん、平日の夜の過ごし方を見直す本を読むのにも向いていると思います。なお、眠れない日が続くときは、本だけでどうにかしようとせず、医療機関や専門家に相談してください。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

西野精治 著(サンマーク出版)。睡眠を「時間」だけでなく「質」から考える本です。

4冊の早見表

本の名前どんな本かこんな人に向いている
限りある時間の使い方時間に限りがあることを受け入れて、時間との付き合い方を問い直す予定を詰め込みすぎてしまう人
スマホ脳スマホやSNSと脳の関わりを、研究をもとに書いた本休日も、ついスマホに手が伸びてしまう人
エッセンシャル思考本当に重要なことを見極めて、それ以外を手放す考え方仕事や予定を抱えすぎている人
スタンフォード式 最高の睡眠睡眠を「質」から考え、眠りの仕組みと過ごし方の工夫を書いた本平日の夜の過ごし方を見直したい人

どれから読むか迷ったら、いちばん気になったタイトルを1冊だけ選んでみてください。

これから豆を挽いて淹れてみたい方へ

「豆を挽くところからやってみたい」という方に向けて、楽天で手に入る手挽きのコーヒーミルとドリッパーを2つ紹介します。

どちらも、これから始める方が手に取りやすい定番の道具です。内容は、販売ページに書かれていることをもとにまとめています。

HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン

ハンドルを回して豆を挽く、手挽きのコーヒーミルです。HARIOの公式ショップの販売ページによると、臼はセラミック製、金属の部分はステンレスで、丸洗いができます。

容量はコーヒー豆100gです。フタをすれば、挽いた粉の保存容器にもなると書かれています。

HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン

HARIO セラミックコーヒーミル・スケルトン(MSCSN-2-B)

HARIO公式ショップの商品です。セラミック製の臼の手挽きミルで、丸洗いができます。容量はコーヒー豆100gです。

HARIO V60透過ドリッパー01 クリア

お湯を注いでコーヒーを淹れるための、1〜2杯用のドリッパーです。販売ページには、本体は樹脂製で、日本製と書かれています。

休日の朝に自分の分だけ淹れるなら、1〜2杯用の大きさで足りると思います。淹れるときは、01サイズ用のペーパーフィルターを別に用意します。

HARIO V60透過ドリッパー01 クリア

HARIO V60透過ドリッパー01 クリア(1〜2杯用)

1〜2杯用の樹脂製のドリッパーです。淹れるときは、01サイズ用のペーパーフィルターを別に用意します。

お湯は、やかんや電気ケトルで沸かせば大丈夫です。道具を全部そろえてから始めなくてもいいと思います。

よくある質問

Q1. 道具を何も持っていません。何から用意すればいいですか?

淹れるだけなら、ドリッパーとペーパーフィルター、挽いた粉があれば始められます。豆を挽くところから楽しみたいと思えたら、あとから手挽きのミルを足す、という順番でもいいと思います。いきなり全部そろえなくて大丈夫です。

Q2. 本を読むのが久しぶりで、最後まで読める気がしません。

最後まで読み切らなくていいと思います。この時間の目的は、本を読み終えることではなく、画面から離れて静かに過ごすことだからです。どれを選ぶか迷ったら、早見表の「こんな人に向いている」の列から、今の自分に近いものを1冊だけ選んでみてください。

Q3. 本や道具の値段、届き方が気になります。

この記事を書いた時点(2026年10月)では、楽天ブックスでの本の価格は、1冊1,078円〜1,870円(税込)でした。ミルやドリッパーも含めて、価格や在庫、送料、届く日は変わることがあります。購入する前に、商品ページで確かめてください。

まとめ:まず次の休日に1回だけ

休日の朝に、コーヒーと本で余白をつくる話を書いてきました。

  • 前の晩に「明日の朝はコーヒーと本」と決めておく
  • スマホは別の部屋に置いておく
  • 豆を挽いて、ゆっくり淹れる(うまく淹れようとしなくていい)
  • コーヒーを飲みながら、本を開く(読み切らなくていい)

全部そろえなくて大丈夫です。私も、毎朝できているわけではありません。

まず次の休日に1回だけ、スマホを別の部屋に置いて、コーヒーを淹れて本を開いてみる。そのくらいの軽さで、試してもらえたらうれしいです。

本を1冊だけ選ぶなら、時間との付き合い方を考える『限りある時間の使い方』から開いてみるのもいいと思います。

今日のあなたに、少しでも余白が生まれますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました