【30代会社員】“予定を入れない時間”をスケジュールに作ってみた話

メンタル・ストレス

「スケジュールはぎっしり詰まっているのに、なぜか充実感がない。」

「毎日忙しいのに、何かをやり遂げた感じがしない。」

少し前の私は、まさにこの状態でした。

カレンダーは予定で埋まっていて、次から次へと仕事をこなしていく。
それなのに、毎日に「ゆとり」や「豊かさ」のようなものを感じられませんでした。

そこで試してみたのが、スケジュールに、あえて「予定を入れない時間」をつくることです。

この記事では、私がやってみた3つのことと、続けてみて感じた変化を書きます。

先に書いておくと、私も毎日うまくできているわけではありません。
予定どおりにいかない日もあります。それでも、やってみてよかったと思っています。


予定を詰め込みすぎると起きやすいこと

会社員として働いていると、スケジュールを「すき間なく埋める」ことが正解のように思えてきます。

でも、予定がすき間なく埋まっていると、こんなことが起きやすいと私は感じています。

  • 思いがけないトラブルに対応する余裕がなくなる
  • 「次は何をするか」を考え続けて、頭が休まらない
  • じっくり考えたり、アイデアを出したりする時間がなくなる
  • 振り返りができないまま、また次の日を迎える

忙しいのに、前に進んでいる感じがしない。
その理由のひとつは、ここにあるのではないかと思っています。


「余白」は、サボる時間ではない

「余白をつくる」と聞くと、サボりや怠けのように聞こえるかもしれません。

私にとっての余白は、「何もしないことで、次の何かが生まれる時間」です。

休憩や暇つぶしというより、次に動くための準備をして、頭の中を整理する時間。
私はそう考えるようにしています。

予定が詰まっていると、目の前のことを片づけるだけで一日が終わってしまいます。
余白は、その流れからいったん離れて、全体を見直すための時間でもあると思っています。


私がやってみた「余白スケジュール」

やったことは、とてもシンプルです。
大きく分けると、次の3つです。

詰め込んだ1日と余白を入れた1日を並べ、3つの工夫をまとめた図
私の「余白スケジュール」

1. 1日のどこかに、30分の「何もしない時間」を入れる

毎日、カレンダーに「余白」として30分を入れています。
この時間に決めているのは、次の3つです。

  • 会議を入れない
  • 仕事を進めない
  • SNSも見ない

散歩をしてもいいし、コーヒーをゆっくり飲んでもいい。
ただ、「目的のない時間」を意識してつくるようにしています。

正直に書くと、毎日きっちり30分を守れているわけではありません。
それでも、空いた時間を待つのではなく、先にカレンダーに書いておくことを大事にしています。

2. 会議と会議のあいだに、15分のすき間をつくる

会議が終わったら、すぐ次の会議。
こういう詰め込み方をやめて、会議のあいだに15分の「整理の時間」をとるようにしました。

この15分でしているのは、次のようなことです。

  • 会議の内容をメモにまとめる
  • 次にやることを整理する
  • 深呼吸して、気持ちを切り替える

この15分があるだけで、次の仕事に入るときの気持ちがずいぶん違う。私はそう感じています。

3. 週に一度、30分の「振り返りの時間」をとる

週の終わりに、30分の振り返りの時間を入れています。
やることは、次の3つだけです。

  1. 今週やったことを書き出す(5分)
  2. うまくいったこと、うまくいかなかったことを振り返る(10分)
  3. 来週の「最優先のこと」を3つ決める(15分)

私にとっては、この振り返りがいちばん大きかったように思います。
「充実感のない忙しさ」が、「少しずつ前に進んでいる実感のある忙しさ」に変わっていくきっかけになりました。


余白スケジュールの早見表

やり方時間中身
何もしない時間毎日30分会議も仕事も入れず、目的のない時間にする
会議のあいだのすき間15分メモをまとめ、次にやることを整理し、深呼吸する
週の振り返り週に1回30分やったことを書き出し、振り返り、来週の3つを決める

続けてみて感じた変化

しばらく続けてみて、私が感じた変化を3つ書きます。
ただ、これは私の場合の話です。仕事の内容や職場によって、できることは違うと思います。

変化1:ひとつひとつの仕事を、丁寧に進められるようになった

こなす仕事の量は、少し減りました。
そのかわり、ひとつひとつを丁寧に進められるようになったと感じています。ミスも減ったように思います。

変化2:考えごとが深まる時間ができた

余白の時間にぼんやりしていると、ふとアイデアが浮かぶことが増えました。
頭の中に「考えるすき間」ができたからなのかもしれません。

変化3:一日の終わりに「やれた」と思える日が増えた

以前は、「今日も何もできなかった」という気持ちで終わる日が多くありました。

週の振り返りで、その週にやったことを確かめるようになってから、「ちゃんとやれている」と思える日が、少しずつ増えてきたように感じます。


よくある質問

Q1. 会議が多くて、30分の「何もしない時間」が取れません。

最初は15分や10分からでもいいと思います。私も、毎日きっちり30分取れているわけではありません。大事なのは、空いた時間を待つのではなく、先にカレンダーに書いておくことだと感じています。

Q2. 職場で「何もしない時間」をとると、サボっているように見えませんか?

私は、この時間を「頭を整理する時間」だと考えています。会議のメモをまとめたり、次にやることを整理したりする時間でもあります。気になる場合は、カレンダー上の名前を「整理の時間」などにしておく方法もあります。

Q3. 振り返りの時間に、何を書けばいいか分かりません。

私は「今週やったことを書き出す」「うまくいったこと、いかなかったことを振り返る」「来週の最優先を3つ決める」の3つだけにしています。最初はうまく書けなくても大丈夫です。続けるうちに、自分なりの書き方ができてくると思います。


まとめ:余白は、逃げではなく工夫

スケジュールを詰め込むことが、がんばっている証拠とは限らない。
今の私は、そう思っています。

むしろ、意識して余白をつくれる人のほうが、長く成果を出し続けられるのではないかと感じています。

もし試してみるなら、ひとつだけで十分です。
明日のカレンダーに、30分の「何もしない時間」を入れてみる。

それだけでも、毎日が少しずつ変わっていくかもしれません。
うまくいかない日があっても、また次の日に戻ればいいと思います。

今日のあなたに、少しでも余白が生まれますように。


関連記事:心の余白の作り方5つ|忙しい毎日に試していること

関連記事:休んでも回復しない「見えない疲れ」と3つの対処法

関連記事:休日なのに休めないときに。「何もしない土曜日」を過ごすコツ

コメント

タイトルとURLをコピーしました